Status(ステータス)は、イーサリアム上で構築された分散型モバイルメッセンジャープラットフォームで、2017年に公開されました。ICOで約100億円の資金調達に成功し話題にもなりました。
LINEのようなチャットアプリの機能、SNTトークンの送受信や支払い、アプリストアも兼ね備えている他、スマートコントラクトなどのイーサリアムの機能も使いこなすことができる、将来性の高いアルトコインです。
通貨単位は「SNT」で表記されます。
Status(ステータス)の特徴
分散型モバイルメッセージプラットフォーム
メッセージプラットフォームとは、LINEのようなものと言えば分かりやすいと思います。
Status(ステータス)ではブロックチェーンの技術を使うことで、セキュリティの高いメッセージサービスを提供することが可能になります。メッセージやデータのやりとり、SNTトークンの送受信もできます。
分散型アプリケーション(Dapps)のプラットフォーム
Status(ステータス)は、「App Store」や「Google Pay」のように分散型アプリケーションを管理するプラットフォームとなり、そこでアプリを探したり支払いをしたりする事ができます。
以下は、現在提供されているアプリケーションです。
uPort:個人情報確認システム
Gnosis:市場予測アプリ
Ethlance:雇用者と技術者のマッチングサービス
Aragon:会社や組織の運営・管理プラットフォーム
Etherisc:保険プラットフォーム
Ujo:音楽配信サービス
Status内の活動で使用されるSNTトークン
SNTトークンは以下の場合に使用されます。
・プッシュ通知サービス利用
・Statusネットワーク上にユーザー名の登録
・スパムメッセージ防止のデポジット(返信が来たら返金)
・シグナル配信するため
・グループチャットの作成
ホワイトペーパーでは他にも多くの例が示されています。
Status(ステータス)は中央管理者が存在しないため、ユーザーが支払うSNTトークンが開発者のインセンティブやトランザクション手数料などに充てられます。
Status(ステータス)についてサクッと知りたい方は、こちらの動画をどうぞ。