8月15日水曜日、起業家Calvin Ayre氏が率いるブロックチェーンおよびマイニング企業Coingeekはカナダに拠点をおくSquire Mining社との提携を結んだことを明らかにした。Coingeek社は同社はSquire Mining社のASICチップを独占的に利用することが可能であり、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)など様々な仮想通貨のマイニング装置を利用できるそうだ。
Coingeek社はSquire Mining社と提携し、次世代ASICハードウェアを導入
News.Bitcoin.comでは最近、Squire Mining Limited(CSE:SQR)が個人向けプレースメント・ファイナンスと独占的ディストリビューター契約で$ 25,500,000 CAD($ 19.5Mドル)を調達したと発表した。Squire Mining社の発表によると、同社は10nmの次世代ASICとマイニング装置を導入するそうだ。またこの発表の後、Coingeek社はSquire Mining社と提携したことを明らかにした。Coingeek社は自社のロゴやブランドを用いて新ASIC半導体の販売、広告、売却を行うことができ、Coingeek社のロゴ入りのマイニングリグなどを開発できる。
「この次世代型マイニング装置は、現在市場に出回っている主要な仮想通貨マイニング装置よりも消費電力を抑えつつ、大幅に作業を効率化できる予測ハッシュレートという仕組みを用いて設計されている。」とCoingeek社は発表している。「さらにSquire Mining社はCoingeek.comの関連会社であり、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の最大のマイニング会社でもある会社と独占的契約を結んだ。これによりSquire社の新ASICチップおよびマイニングリグを世界中のビットコイン(Bitcoin/BTC)およびビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)、またその他のアルトコインマイナーに販売する独占的な権利を得ることができた。」と詳述した。
Peter Kim氏が設計した10nm ASICチップの公開をCoingeek Week中に予定し、世界中のマイナーに参加を促す
Squire Mining社によると新型10nm ASICチップは、著名な半導体・システム設計者Peter Kim氏が開発したそうだ。Squire Mining社と同氏は、次世代型10nm ASICチップの開発と製品化についての合意書に署名した。
Coingeek社は今年11月にロンドンで開催されるCoingeek Weekで、このマイニング装置を公開する予定である。同社によると、販売当初は対象をビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)マイナーに限定するそうだ。ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)は少額取引などのアプリケーションの開発を促進できる存在であり、驚異的な有用性があるということを理由として挙げている。
「11月最終週に行われるCoingeek.com Week Conferenceというイベントで専用ブースを設ける予定だ。」とCoingeek社は発表している。「あらゆる仮想通貨マイナーがこのイベントに招待され、この製品がどのような場面で効果を発揮するのか我々とディスカッションすることになっている。」と説明された。
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