先週news.Bitcoin.comではビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)コミュニティによるストレステストについて報道した。「BCH Stress Test Day」というウェブサイトを運営するグループが、1日で何百万という最低手数料の取引作業を行うという計画を発表したのだ。さらに、この開発社チームはビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)コミュニティ全員の参加を望んでいるようだ。今週、Spendbch.iogグループは開発車用ツールキットBitboxを利用して、誰でもこのストレステストに参加できるようにするためのツールを発表したようだ。
Spendbch.ioグループはBCHネットワークのストレステストのためにnode.jsアプリを公開
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)ブロックチェーンの最大ブロック容量は32MBで、他の仮想通貨のブロックチェーンと比べて、かなり容量が大きいのだ。このようにブロック容量を大きくすることで、トランザクションのスループットも大きくしているのだ。この5月以前は、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)チェーンには8MBのブロックがあり、マイナーたちは一定時間で2~8MBのブロックを処理していた。中国のマイニングプールViabtcは37,000件以上のトランザクション情報が書き込まれた8MBのブロックを処理した。現在ではブロックサイズが32MBになったので、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)コミュニティはこのネットワークに膨大な数のトランザクションを24時間以内に送信することにより、ネットワークテストを試みたいと考えたようだ。
今週、このビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)ネットワークのストレステストを支援するために、Spendbch.ioのチームはオープンソースのnode.jsというアプリを公開した。このアプリはビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)開発用ツールキットを使用して作成されたツールであり、、開発チームによるとこのプロトコルは「単なる出発点にすぎない」ようで、今後第3者がどのデバイスでも利用可能かつ高機能なウェブアプリケーションを開発してくれることを望んでいるようだ。
9月1日のBCHネットワークテストの前に何度かトランザクションが急増
Bitbox.earthの開発者であるGabriel Cardonaをはじめとする多くのビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)愛好家たちはネットワーク内のトランザクションが急増した瞬間について、絵などを共有して注意を喚起している。Johoe’s MempoolとFork.lolにより収集されたデータによるとビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)のトランザクション数が急増した瞬間が何度かあったようだ。
「昨日からビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)トランザクション数は大幅に増加している。Spendbch.ioグループが発表したスクリプトには『ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)ストレステストに参加し、ネットワークの可能性を証明しよう』と書かれている」と、Gabriel Cardonaはツイートしている。「BCH Stress Test Day」グループの責任者によるとこのストレステストはUTCの9月1日午後12時頃に開始する予定のようだ。午前9時にはチームは活動開始し、午前10時にスクリプトの準備を開始してビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)アカウントを読み込むそうだ。
そして正午にはスクリプトの開始を確認して「Memo.cash内で、普段ならあり得ないような量のトランザクション数を送信する」そうだ。午後1時にはSatoshi Dice(サトシ・台子)などのギャンブルサイトで何らかの賭けも開始する。その後、ネットワークが「全てのトランザクションを処理できているか」確かめた上でこの事業の成功を祝福するそうだ。
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)ストレステストのためのツールはGithub上で管理・公開されている。
[Bitcoin.com からの翻訳]
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