北欧最大の銀行Nordea、マネーロンダリングの疑い

北欧最大の銀行Nordea、マネーロンダリングの疑い

Nordeaは北欧最大の銀行だが、実は、国際的マネーロンダリングに関与していた疑いがあるとされているそうだ。マネーロンダリングの計画にはロシア人の顧客が関与し、現在は廃止された同銀行の海外支店に資産を分散して管理していたと考えられている。

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Nordea銀行、マネーロンダリングの疑い

Nordea Bank Abp(Nordea)は、フィンランドに本拠をおく金融サービスグループで、火曜日にCph Post Onlineで報道されたように、マネーロンダリングに関与していた疑いがあるそうだ。北欧最大の銀行Nordeaは、2010年から2013年にかけて行われていたマネーロンダリングに関わっていたそうだ。デンマークのコペンハーゲンに設立された海外支店は、現在は閉鎖されたが当時はまだ運用されており、今回の事件で注目を浴びている。また問題になっているマネーロンダリングでは、ロシア人の顧客と税務会社も疑われているそうだ。

Cph Post Onlineは「約4年間、捜査チームはロシアの顧客と中米ベリーズの企業に対し刑事責任を追求するため、Nordeaのアカウントを介して3億2,200万クローネも消費した。」

1820年に設立されて以来、Nordeaは17カ国に支店を抱え、子会社や銀行を運営している。ウェブサイトでは、デンマークに170万人、フィンランドに280万人、ノルウェーに0.9百万人、スウェーデンに420万人の顧客を抱えているそうだ。「Nordeaは北欧最大の金融サービスグループであり、ヨーロッパ最大規模の銀行の1つである。」

マネーロンダリングの疑いに関してコメントを発表

マネーロンダリングの疑いに関してNordea銀行の広報担当者は火曜日、メールでロイター社に「我々の知る限り、バルト地域の国々の規制当局から特別な審査を実施されたことはない。」と述べている。

Cph Post Onlineによると、Nordeaのリスク管理責任者のJulie Galbo氏は、「マネーロンダリング対策は以前は不十分だったが、ここ最近で大きく改善された。」と認めたそうだ。

マネーロンダリングに詳しい、Revisorjura社のJakob Dedenroth Bernhoft氏は、以下のようにコメントしたそうだ。「Nordeaはマネーロンダリングを遂行するには適していたと言えただろう。異常なトランザクションを行なっても、調査される可能性が低かったからだ。」

最近、Danske銀行ではエストニア支店を通じて、約2340億ドルのマネーロンダリングを行なっていたことが報じられ、評判がかなり下がった。ロイター社は火曜日、デンマーク最大の銀行が「エストニア支店に関する犯罪の調査で、米国司法省(DOJ)からの情報を要求された。」と報じた。

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:pixabay

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