ライトコイン(Litecoin)とは?仮想通貨初心者のための入門編-基礎知識

ライトコイン(Litecoin)とは?仮想通貨初心者のための入門編-基礎知識

 

ライトコイン(Litecoin)は、元GoogleエンジニアのCharlie Lee(チャールズ・リー)氏により開発されたコインです。Bitcoin(ビットコイン)の次に誕生した仮想通貨で、ビットコインのプログラムを元に作られています。
『Bitcoin(ビットコイン)を”金”とするなら、Litecoin(ライトコイン)は”銀”を目指す』というLee氏の発言は有名です。

通貨単位は「LTC」で表記されます。

 
 
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ライトコインの特徴

ビットコインの抱える課題を補完し、決済や送金など、お金と同じように活用されることがライトコインの目的です。

 

決済スピードが速い

ビットコインの承認時間が約10分に対し、およそ1/4の約2分半で承認が完了されます。
これはユーザーにとって利便性が高く、「ダブルスペント(二重払い)」を防止しやすいというメリットがある一方、承認時間が短いことで改ざんなどに対するセキュリティレベルが低くなる恐れが懸念されています。さらに、ブロックチェーンのデータが巨大化してしまうという点も懸念されています。

 

発行枚数がビットコインの4倍

ビットコインの上限発行枚数2100万枚に対し、ライトコインの上限発行枚数は8400万枚です。
その理由は、ビットコインの発行スピードと発行枚数の比率と同一にするため、と考えられています。
市場への流通量が多くなることで高騰しにくく、ライトコインの取引が多くなることが期待されます。

 

ライトコインに関して説明している動画です。

 

 

 

ライトコインの中国人気

ライトコインは中国でとても人気があり、取引高の75%以上が中国です。開発者のLee氏が中国人ということが関係しているのかもしれません。
ライトコインの性能や評価が上がることで中国人がライトコインへの投資を増やし、ライトコインの価格を押し上げるということがあるかもしれません。

 

LitePayのサービス停止

LitePayはライトコイン専用の決済処理システムとして2018年にサービス開始を開始し、70カ国で利用可能になる予定でした。(※LitePayの運営はLitecoin財団が作った会社ではありません)
2月にはサービスが開始されていました。
しかしLitePay社の『不透明性』などを理由に、3月26日「LitePay」プロジェクトの終了を発表しました。

ライトコイン財団はHP上でデューデリジェンスを怠ったことに対し謝罪を表明し、ライトコイン創設者のLee氏は自身のツイッターで、LitePayの発表時に誇大宣伝に加担したことを謝罪しています。

 

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