韓国の大手仮想通貨取引所Upbit、来月シンガポールにオープン

韓国の大手仮想通貨取引所Upbit、来月シンガポールにオープン

韓国の大手仮想通貨取引所Upbitは、来月シンガポールで事業を開始すると伝えられた。
この新しい取引所は、シンガポールドル取引及び、Upbit社の米国に本拠を置くBittrex社が提供する3つの市場で、仮想通貨から仮想通貨のペア取引を提供する。

 

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シンガポールに拡大するUpbit

Kakaoの援助を受けている取引所の運営会社Dunamu Inc.は来月シンガポールで仮想通貨取引所をオープンすると発表した。

Upbitは現在、韓国で第2位の仮想通貨取引所である。執筆時点では、24時間取引量は約2億2,900万ドルで、24時間取引量が3億9,200万ドルのBithumbに次いで2番目の取引量である。現在、Upbitには271の仮想通貨がリストされている。

Dunamuは2月にシンガポール支店を設立して以来、取引所の開設準備を進めているという。
Upbitのシンガポール支店のキム・ククヒョン代表は次のように述べた。

 

シンガポールは積極的にブロックチェーン技術をサポートしているため、国に進出することにより、さまざまな関連プロジェクトをリードし、グローバルな競争力を得るチャンスが広がる。

 

同社は正確なオープン日を明らかにせず、「10月初め」になることを確認した。

シンガポールは、「ブロックチェーンおよび関連技術への都市国家の強力なサポート」のために、同社の最初の海外展開として選出された。投資家は、企業が将来より多くの国に拡大する計画と付け加えて述べた。

済州島で開催されたUpbit開発者会議でDunamuのCEO、Lee Sir-gooは、Upbitが独自の暗号通貨を発行しないことを確認し、シンガポールへの取引所の拡大について彼は記者団に語った。

 

我々は今、機会を逃したくない…韓国の仮想通貨取引所の環境が改善するまで待っていると、グローバルな競合他社に後れを取る可能性がある。

 

Upbitのシンガポール計画

新しい取引所は、カカオ・インドネシアのトップを務めたアレックス・キム(Alex Kim)氏によって率いられ、投資家は次のように説明した。

 

Upbitシンガポール取引所は英語でサービスされ、シンガポールドルの取引を提供する。また、Upbit社の米国パートナーであるBittrex社のビットコイン(Bitcoin)、イーサリアム(ethereum)、テザー(tether) 市場を含む、仮想通貨対仮想通貨のペアをサポートする。

 

Lee氏は、「将来的には他の法定通貨を追加し、東南アジアの他の国に拡大したい」と述べ、Upbitは、それが世界的に拡大するようBittrexとのパートナーシップを強化していくことを強調した。

取引所開設のプロモーションのため”申込と本人証明を完了したユーザー”は、シンガポールドル市場での取引手数料が1ヶ月間免除される。

最近、いくつかの企業がシンガポールに進出した。韓国のインターネット大手Naverの日本法人LINEはシンガポールでBitboxと呼ばれる仮想通貨取引所を開設した。加えてBinanceは、この国での法定通貨取引のベータテストを行っていると、最高経営責任者(CEO)Chanpeng Zhao氏が明らかにしている。

 

 

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:(pixabay)

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