IOTA(アイオータ)は、IoT(モノのインターネット)のデータ通信取引を記録するのに適した仮想通貨として開発されています。
通貨単位は「MIOTA」(アイオータ)で表記されます。
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IOTA(アイオータ)の特徴
独自技術 Tangle(タングル)
Tangle(タングル)はIoTデバイス間のデータ通信や記録を最適化するために開発された技術です。
ビットコインなどの従来の仮想通貨で利用されているブロックチェーンと似た働きをする分散型台帳技術であるDAG(Directed Acyclic Graph)構造を応用しています。
データの整合性を証明する承認は取引者同士が行うため、承認作業がスムーズです。
取引手数料が無料
従来の仮想通貨はマイナーが取引の承認を行うため、その報酬として手数料が発生しています。
IOTAはTangleを採用していることにより、マイナーによる承認ではなく、取引をする人同士が承認を行うため、手数料無料が実現しました。
IOTAについてサクッと知りたい方は、こちらの動画をどうぞ。
企業とのパートナーシップ契約
2017年12月、IOTA財団は富士通、ボッシュ、アクセンチュアなどの大企業とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
IoTの開発が進み、今後市場が拡大するであろう予測から、IOTAの需要が拡大するのではという期待が高まります。
台北市との提携
台北市はブロックチェーンを活用したスマートシティを目指しており、IOTA(アイオータ)と提携しました。
「TangleID Card」というTangleの技術に基づいた市民カードの発行が予定されています。