オンライン百科事典のプラットフォームWikipediaを頻繁に利用するユーザーは、Bitcoin(ビットコイン)の記事をよく読んでいたようだ。統計によると、Bitcoin記事は昨年のWikipediaの記事の中で9番目に閲覧回数が多かったのである。
Google Trendsのデータによると2017年、多くの人々が仮想通貨Bitcoinとその言葉自体について検索したようである。またBitcoinはウェブサイトWikipedia上でもよく検索された。Wikipediaは誰でも編集できる無料の辞書で、299の言語で教育的な内容も公開されている。Wikipediaは最近、Annual Top 50 Report」を発表したが、そこでは2017年に閲覧回数が多かった記事TOP50も発表されていた。
Wikipediaのデータによると、「Bitcoin」の記事は昨年の記事の中で、9番目に閲覧回数が多かった。
ちなみに8番目には「United States」という記事、10番目には「13 Reasons Why」(Netflixのドラマ)がランクインしていたようである。他にもTOP10にランクインした記事としては、「Donald Trump」、「 Game of Thrones」、「Queen Elizabeth II」などがある。Bitcoinの記事の導入部分は以下のように書かれている。
『ビットコインは、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくP2P型の決済網および暗号通貨である。』
Wikipediaのシニアエディターは「ビットコインは将来もっと利用が進む」と述べた
昨年、Bitcoinの記事は1500万回以上閲覧され、2017年12月8日にはもっとも閲覧回数が多かった。WikiシニアエディターJFGは年次レポートにおいて、少々奇妙な紹介文を書いている。
『この一大事についてまだ理解していない読者の皆様、Bitcoinは金と同じくらい価値があり、鉛よりも輝かしく、チューリップよりも値段が高騰しており、マイニングが困難で人々を苛立たせているものです。』
と説明している。
『金は冒険家に富を与え、Bitcoinは愚者を鴨にしています。余るほどの金を手に入れることはできるかもしれませんが、戦争で一瞬にして失う可能性があるのです。奇妙なことに、今日でも、金を購入して孫の孫がそれを売るまで忘れていることは特に問題ありませんが、「未来のお金」であるBitcoinではそのようなことはできません。今ではBitcoinはもっとも投機的な無形資産であり、決済のシステムには全く向いていないということが明らかになっています。』
Wikipediaの’User:west.andrew.g / popular pages’というページによると、先週の5000件のアーカイブのうち最も閲覧回数が多かった記事のうち、Bitcoinは354位にランクインしている。この記事は少なくとも1000回以上閲覧された記事についての7日間のデータからもっとも人気のあるものだけが公表される。Ethereum(イーサリアム)は3710位、Cryptocurrency(クリプトカレンシー)は1273位、Blockchain(ブロックチェーン)は961位であった。
このようなWikipedia上での仮想通貨記事の閲覧回数がに関するデータはWikipedia社の指標によるものである。
[Bitcoin.com からの翻訳]
画像提供:Pixabay