Huobi Token(フオビトークン)は、2018年に中国最大手クラスの取引所「Huobi(フオビ)」が発行した独自トークンです。
初期セールでは1秒ですべて完売するというあまりの人気に、その後の販売セールは1日の販売制限をかけて販売されました。世界中から注目されており、取引所としての将来性の期待も高い事がわかります。
Huobiトークンはイーサリアムをベースとして発行されたERC20規格のトークンであり、イーサリアムに対応したウォレットで管理が可能です。
通貨単位は「HT」で表記されます。
Huobi Token(フオビトークン)の特徴
取引手数料が最大で50%割引
取引所Huobi(フオビ)の取引手数料は一律0.2%です。
HTトークンはBinance(バイナンス)が発行しているBNBトークンと同様に手数料を安くすることができますが、BNBとの違いは「VIP制度」を設けているところです。
VIP会員になるためには、毎月プランに応じたHTトークンを支払う必要があります。
VIP 1 | VIP 2 | VIP 3 | VIP 4 | VIP 5 | |
割引率 | 10% | 20% | 30% | 40% | 50% |
支払HT/月 | 120HT | 600HT | 1,200HT | 6,000HT | 12,000HT |
最大で50%の割引の権利を得ることができますが、毎月12,000HTが必要となるため、少々ハードルが高いといえます。
四半期ごとに利益の20%を買い戻し
Huobiトークン(HT)の総発行枚数は5億HTです。
Binance(バイナンス)のBNBトークンと同様、Huobi.Proが4半期ごとに利益の20%の買い戻しをすることにより、HTトークンの価格の安定と上昇が目的と考えられます。どのくらいまで発行量を減らすのかはまだ発表されていません。
買い戻されたHuobiトークンは、「Huobi Investor Protection Fund(フオビ投資家保護基金)」として保管され、リスク発生時にユーザーへの賠償等に充てるとされてます。
Binance(バイナンス)では、買い戻したBNBはバーン(破棄)されます。
プロジェクトへの投票
Binance(バイナンス)と同じように、HTトークンでも新規上場銘柄の投票イベントを行っています。
HTトークン保有者へのエアドロップ
HTトークン保有者は、トークンを保有しているだけで不定期で新たな通貨がエアドロップ(配布)されます。Huobiトークンの一番のメリットといえるかもしれません。
HTトークン保有量に応じて、配布量が変動します。
このエアドロップを目当てにHTトークンを保有している人も多く、HTトークンを保有したり買い増したいと考えるユーザーが多いと、価格が急落しづらいというメリットが生まれます。
仮想通貨海外取引所「Huobi.pro」(フオビ)
2013年に設立され、シンガポールに本社を置く仮想通貨取引所です。アジア市場最大手と言われており、世界130ヵ国を超えるユーザーが利用しています。
世界第3位の出来高で、取り扱い銘柄は約100種類です。(2018年4月時点)
通貨ペアは、BTC / ETH / USDT の3種類。
リップルやライトコイン、EOSなど、様々なアルトコインのレバレッジ取引が可能です。日本語にも対応しており、チャートが見やすく取引が簡単です。