木曜日、マリファナカルチャー誌として有名なHigh Times(ハイタイムズ)誌が、同社はIPO(initial public offer)を保有しており、このIPOがA+の株式として史上初、仮想通貨を受け入れることになると発表した。
High Times(ハイタイムズ)誌はIPOで仮想通貨を受け入れ、未来への一歩を踏み出す
High Times(ハイタイムズ)社は1974年に設立され、マリファナに特化した人気月刊誌で有名だ。High Times(ハイタイムズ)社の設立者はTom Forcade氏で、マリファナのカウンターカルチャーや合法化などについての記事を掲載している。2018年8月2日、同社はIPOを保有しており、個人は株式を購入することで同社に投資できるようになるということを発表した。驚くべきことに、同社はA+の株式として史上初、ビットコインコア(Bitcoin Core)とイーサリアム(Ethereum/ETH)を受け入れることも明らかにした。
High Times(ハイタイムズ)誌によると同社は既にSECで正式な登録申請を受理されているそうだ。「2900万円のマイナスの株式資本の減少、営業損失の大幅な減少、債務の削減」について詳述した報告書に記載されている。High Times(ハイタイムズ)社のCEOであるAdam Levin(アダム・レヴィン)氏は仮想通貨を受け入れることで、より多くの人々がIPOに参加できるようになると考えているそうだ。
「High Times(ハイタイムズ)社は40年以上にわたって大衆文化の最前線に立ってきた。」Levin氏はIPOについての発表の途中でこのように語った。「我々は、今さらに未来への歩みを進めようとしている。マリファナ関連のブランドとして上場することだけではなく、IPOでビットコイン(Bitcoin/BTC)やイーサリアム(Ethereum/ETH)などを受け入れることでも、第一人者となるのだ。」
ICOではないが仮想通貨投資家を魅了
投資家はHigh Times(ハイタイムズ)社のWebページHightimesinvestor.comで1株あたり11ドルで購入することができる。同社はすでにオンライン上では勢力を持っており、今後様々な人が同社の株式に興味を持つだろうと述べている。さらに、High Times(ハイタイムズ)誌は最近、アメリカなどマリファナに寛大な態度を示し、合法化までするような国家が増えてきていることを受けて、世界中で人気が上がっている。High Time(ハイタイムズ)社は同社の月刊誌は「合法化の流れに関する情報を取得する上で重要」であると述べている。
Adam Levin(アダム・レヴィン)氏は、ICOというクラウドファンディングの手法を取り入れる必要はないが、仮想通貨投資家の注目を集めたいと考えた、と述べた。
A+のクラウドファンディングから始めて、個人投資家から長期的ファンまで誰もがHigh Times(ハイタイムズ)社の株式を手にできるような仕組みを提供することに注力してきた。ICOは我が社が取るべき行動としては適切でないと考えたものの、仮想通貨投資家のような一大勢力を逃すわけにはいかないと考えた。我々は多様なコンテンツを伝達するメディアであり続けたいと考えているからだ。
多くの仮想通貨支持者はマリファナや仮想通貨はとも今後急速に成長する業界であると考えているようだ。また彼らはHigh Times(ハイタイムズ)社がビットコイン(Bitcoin/BTC)やイーサリアム(Ethereum/ETH)をIPOに受け入れることで、この2つの領域が協力しあって成長することにつながるのではないかと期待しているそうだ。
[Bitcoin.com からの翻訳]
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