ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)が5月にアップグレードされて以来、開発が着々と進んでいるようだ。今週、Pixelウォレットアプリがリリースされ。ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)のトランザクションに必要な情報を画像で送受信するという斬新な方法が注目を集めている。
Pixelウォレットアプリのベータ版がメインネットに登場
Pixelウォレットアプリではビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)トランザクションの情報を写真に添付することができるそうだ。基本的にビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)利用者はステガノグラフィー方式でトランザクション情報を画像に隠して送受信することができる。Pixelウォレットは当初、8月第1週にビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)テストネット上でベータ版が発表された。このプロジェクトの開発者らによるとこの種類のアプリケーションは新種だという。今週Pixelウォレットはビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)メインネットでベータ版がリリースされ、たくさんのユーザーがAndroidのデバイスを用いて、試用することができるようになった。
Pixelウォレットを試用
news,Bitcoin.comでは、実際にPixelウォレットを試用し、実生活でどのように利用できるか確認した。Google Playストアからアプリケーションをダウンロードして開くと、まもなくウォレットが作成された。あらかじビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)がロードされていたわけではないので、ひとまず何satoshiかをウォレットに入れた。このウォレットではユーザーにキャッシュアドレスが提供されるようになっており、我々は0.30ドル相当のビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)を入金した。Pixelウォレットのアドレスに入金して「送信」ボタンを押すと、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の情報が隠された画像が作成された。
「送信」ボタンを押すと、アプリはデバイス内のカメラにアクセスし、7X7 V-cube
の画像を完成させるために写真を撮影できるようになった。その後、メールまたはメッセンジャーアプロでビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)の情報を添付した画像を送信できるようになった。0.10ドル相当のビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)をPNGファイルでメールに添付・送信してから、アプリを終了した。その後、メールフォルダからデバイスにPNGファイルをダウンロードし、Pixelウォレットアプリを再起動した。このプロセスはかなり直感的に行えるものだったが、アプリの動作は少々不自然なところが残っていた。エラーが発生したり、アプリがフリーズした場合、プラットフォーム上の情報でバックアップすることは難しいこともあった。
ステガノグラフィー方式で画像にビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)情報を隠すという斬新なアイデア
上記のような問題はベータ版では良くあることだ。注目すべきなのは、ステガノグラフィー方式で画像にビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)情報を隠すということをできるアプリは新種だということだ。今や誰でもビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)を画像中に隠すことができ、その画像ファイルを暗号化するかどうかもユーザーが選択できるようになったのだ。このアプリケーションの動作が安定するようになれば、人気が急上昇したちまち普及するだろう。
[Bitcoin.com からの翻訳]
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