仮想通貨に抵抗するGoogle社は最近、仮想通貨マイニングアプリをGoogle Play Store内で禁止した。このような禁止事項の一方で、Google社はクラウドマイニングなど、デバイスの外部でのマイニングを行うアプリケーションは禁止しない方針であることを発表している。
クラウドマイニング以外のマイニングアプリをGoogle Play Storeで禁止
Google社はPlay Storeの開発者ポリシーを更新し、仮想通貨マイニングアプリを中心にいくつかのカテゴリーのアプリを禁止した。「金融関連商品」のカテゴリにおいて、「デバイス上での仮想通貨マイニングを行うアプリ」は許可していないと述べている。一方で、クラウドマイニングサービスなどの「デバイス外での仮想通貨マイニングを行うためのアプリは許可している」、説明を続けている。
また新ポリシーでは「成人向けの内容を含み、子供を惹きつけるようなアプリ」、「爆薬、銃器、弾薬、または特定の銃器付属品の販売を促進するアプリ」、「自動ツール、ウィザードサービス、またはテンプレートに基づいて作成され、代理人によってGoogle Playに提出されたアプリ」、「非常に似たコンテンツとユーザーエクスペリエンスを持つ複数のアプリ」、「個人または組織を偽装したり、所有権や主な目的を故意に変更して表示・隠蔽したりするアプリやデベロッパーアカウント」を禁止している。
Google社は仮想通貨に抵抗
Google社は数ヶ月前から仮想通貨関連産業に敵対するような動きを見せており、今年4月にはユーザーへの被害を防止するため、Chrome Web Storeから「仮想通貨マイニングへの機能拡張」を禁止した。
当時、Google社のプラットフォーム拡張担当者であるJames Wagner氏は「Chrome Web Storeにアップロードが試みられたマイニングへの拡張機能のプログラムの約90%は、Google社のポリシーに準拠していなかった」ため、「却下もしくわ削除された。」、「6月下旬には、現在運用されている仮想通貨マイニングへの拡張プログラムはChrome Web Storeから削除される。」と述べていた。
3月には、Google社は「仮想通貨とその関連コンテンツ(ICO、仮想通貨取引所、仮想通貨ウォレット、仮想通貨取引に関するアドバイス、その他)」に関連する広告コンテンツを一掃すると発表した。
[Bitcoin.com からの翻訳]
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