EOSは、スマートコントラクトを利用して分散型アプリケーション構築するためのプラットフォームです。企業サポートで使用されることを想定して開発されています。
イーサリアムと同様、プラットフォームと関連プロジェクトの総称を指します。
通貨単位は、「EOS」(イオス)で表記されます。
EOSの特徴
圧倒的な速さのトランザクション
トランザクションとは、データベース内で情報が処理される速さのことです。
ビットコインのトランザクションは1秒間に3、ビットコインよりもトランザクションを向上させたイーサリアムでも1秒間に30です。
EOSは1秒間に数百万のトランザクションを実行していて、かなり高速な事が分かります。
取引手数料が無料
通常、仮想通貨の取引には多少の手数料が掛かります。しかし、EOSは取引手数料が無料となっています。取引が多い企業にとっては大きなコスト削減になります。
トークン自体に価値が無い
ホワイトペーパー(ICOをする際に提示される、仮想通貨の概要が書かれている文書)に、「トークンは利用用途が無いこと」「48時間以内に移転不可となること」が記載されています。将来的にも利用用途が付加される予定も決まっていないようです。つまり、純粋に資金調達のために発行された仮想通貨といえます。コインという名の株券をイメージすると分かりやすいですね。
価値がつく理由
先述の通り、EOS自体には価値がありません。にも関わらず、どうして価値がつくのでしょうか。
その理由は、有名で経験豊富な開発メンバーが揃っていて、EOSの機能性やプロジェクトの将来性が高いことへの評価と期待からだと思われます。
今後価値が生まれる可能性
2018年1月、EOSを持っている人にIQトークンを無料配布するという発表がありました。
The IQ Token will be the first airdrop to EOS Distribution Token holders @Everipedia #EOS #eosio pic.twitter.com/EeqFH7tyF7
— EOS (@EOS_io) 2018年1月13日
こちらの説明がとても分かりやすいですね。
#EOS の発表を簡単に言うたらこれやで。
EOSブロックチェーン上で走るプロジェクトのトークンを、EOSトークン持ってる分だけ貰えるっていうのは斬新やし得かもやで!マリオの無限1騎アップみたいなもんやで!たぶん。#暗号通貨 #仮想通貨 #投資 pic.twitter.com/dxqQRGeN3u
— どて焼きcrypto (@doteyakii) 2018年1月14日
EOSを持っているだけで新しい仮想通貨を貰う事ができるそうです。
EOS自体は価値がありませんが、今後もこのような形で価値が生まれる可能性があるかもしれません。
また将来的にEOS自体に価値をつける可能性もゼロではないかもしれません。