取引所Crypto Facilities、5つの仮想通貨の永久先物取引を開始

取引所Crypto Facilities、5つの仮想通貨の永久先物取引を開始

イギリスに拠点を置く仮想通貨取引所Crypto Facilitiesは5つの仮想通貨の永久先物取引を開始した。同取引所は英国金融仲介機関に登録されており、すでに6つの通貨ペアについて満期固定利付先物取引を提供していた。

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取引所Crypto Facilities、5つの仮想通貨の永久先物取引を開始

ロンドンに拠点を置く仮想通貨取引所Crypto Facilitiesは金曜日、6つの通貨ペアについた永久先物取引を開始することを明らかにした。同取引所は仮想通貨先物取引に特化しており、現時点ではビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、リップル(Ripple/XRP)、ライトコイン(Litecoin/LTC)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)についてサービス提供を行なっている。また英国金融仲介機関に登録されいるという点についても特筆すべきであろう。今回の発表では、以下のように述べていたようだ。

「我々は今回、ビットコイン(Bitcoin/BTC)ー米ドルのペアの永久先物取引を開始した。そして、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)ー米ドル、イーサリアム(Ethereum/ETH)ー米ドル、リップル(Ripple/XRP)ー米ドル、ライトコイン(Litecoin/LTC)ー米ドル、リップル(Ripple/XRP)ービットコイン(Bitcoin/BTC)についての永久先物取引も開始した。これらの取引ペアの実現は世界初である。」

同取引所のユーザーは「50倍までのレバレッジを自由に利用することができ、ビットコイン(Bitcoin/BTC)、イーサリアム(Ethereum/ETH)、ライトコイン(Litecoin/LTC)、リップル(Ripple/XRP)をいつでも取引することができる。」と、同社は説明している。原則として取引最低額は1ドル、リップル(Ripple/XRP)ービットコイン(Bitcoin/BTC)ペアの場合は例外として1リップル(Ripple/XRP)に設定されている。

開始から2日後の92日、Crypto Facilities社はツイッターで「ビットコイン(Bitcoin/BTC)ー米ドルの永久先物取引が、ビットコイン(Bitcoin/BTC)先物取引の大部分に」と広報していた。

今年初め、Crypto Facilities社はCMEグループと提携し、金融機関、商社などに仮想通貨価格データの提供を開始した。

永久先物取引について

Crypto Facilities社によると、永久先物取引は「期限切れになることがない」という意味合いを持ち、取引ステータスが「期限切れ」または「無効」などにあることがないそうだ。「しかし、4時間ごとに決済処理が行われ、スポット価格がインデックスに固定される。」また同社はさらに次のように述べている。

「この形式の取引では、弊社が緊急時に契約の満了/期限切れを宣言しない限り、失効することはない。またこのような緊急事態はMarket Risk Committee(市場危機管理委員会)が公正かつ秩序ある市場を運営する必要と判断するような、切迫した事態の場合しか発生することはない。」

Crypto Facilities社のプラットフォームでは、6つ通貨ペアについての取引が週、月、四半期単位で行われるようだ。有効期限が切れるのはロンドン時間で夕方16時だ。

仮想通貨取引所Bitmex社も、ビットコイン(Bitcoin/BTC)ー米ドル、イーサリアム(Ethereum/ETH)ー米ドルの永久先物取引サービスを提供している。各取引は1米ドル単位で行われているそうだ。資金の決済・受取りは8時間ごとに設定されている。またイーサリアム(Ethereum/ETH)ー米ドルの永久先物取引では、「各契約は1米ドルあたり0.001mXBT(ビットコイン(Bitcoin/BTC))の価値がある」と説明している。

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:pixabay

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