Bitpayは、Gemini(ジェミニ)ドルとサークルコインの2つのステーブルコイン(Stablecoin)を使った決済オプションをサポートしていると発表した。Bitpayの加盟店は、BCH、BTC、および現地法定通貨で決済できるだけでなく、米ドル換算のデジタル通貨も利用できる。
2つのステーブルコインで決済をサポート – USDCとGUSD
ステーブルコインは最近、数多くの新しい資産がクリプトエコノミーのランクに加わったことで注目されている。アトランタに本拠を置くBitpay社は10月15日、加盟者決済オプションのためのステーブルコインをサポートすると発表した。
これはBitpay加盟者が、BCH、BTC、または現地通貨で決済する代わりに、Geminiドル(GUSD)またはサークルコイン(USDC)で決済することを選択できることを意味する。
「Bitpayは世界中の組織がBitcoinを使用して、支払いをより迅速に行い、より安全で安価なソリューションを提供するために設立された」とBitpayの共同設立者兼CEOであるStephen Pair氏は発表の際に説明した。
従来の銀行電信送金よりも迅速な決済が可能
ペアはまた、ステーブルコインが加盟者により多くの選択肢を与え、BTCとBCHで新しい選択肢を与えると付け加えている。
Bitpayの創設者は、安定したコインが、個人や組織に「従来の銀行振込に依存しない不揮発性の決済ソリューション」により流動的に取引する能力を与えることについても詳しく述べている。
「顧客は、コストのかかる複雑な国境を越えた電信送金をスキップし、Bitpayによる正確な支払い、不正リスクの軽減、迅速な銀行決済を行うことができる」と支払い処理会社は強調した。
同社はまた、南米、アフリカ、アジア太平洋地域などの世界的な地域では、ステーブルコインの使用によって大幅に利益を得ると考えている。
Bitpayのサービスを使用して、従来の銀行決済は翌営業日に開始され、最終決済までさらに24時間を要する可能性がある。ステーブルコイン、BCH、BTCははるかに迅速に決済され、米ドル相当のデジタル通貨の価格は通常の分散型の資産よりもはるかに揮発性が低い傾向がある。
[Bitcoin.com からの翻訳]
画像提供:(pixabay)