ベルギーの金融サービス市場庁(FSMA)は、不正行為の兆候を示す暗号プラットフォームのリストを公開している。このリストには現在、78の暗号プラットフォームが含まれており、28のプラットフォームが新たに追加された。警告にもかかわらず、FSMAはこれらの仮想通貨企業について、消費者からの苦情を引き続き受けている。
FSMAの新しい警告
ベルギーの金融サービス市場庁(FSMA)は9月4日、「消費者からの質問/苦情を受け取り、詐欺の兆候が確認されたとして、仮想通貨取引プラットフォームのリストを更新した」と発表した。
以前の警告にもかかわらず、これらの取引プラットフォームを通じて仮想通貨に投資した消費者の新たな苦情を引き続き受けている。今後FSMAは、消費者を欺くために仮想通貨を使用しているプラットフォームの背後にある詐欺師に対して警告を繰り返す。
同庁は2月に詐欺の兆候を示す仮想通貨取引プラットフォームのリストを保有し始めた。現在、リストには先日追加した最新の28を含む78のプラットフォームがリストに掲載されている。
詐欺師たちは、’偽の仮想通貨と巨額の利益によって顧客をオンラインで呼び込もうとしている’と同庁は述べ次のように強調した。
「しかし彼らが実際に行う唯一のことは、顧客のお金を取って消えるという、単純にそれだけのことだ」
不正な兆候を示す28の新しい暗号プラットフォーム
ESMAが警告する28の新しいプラットフォームは下記の通りだ。
1st-cryptobank.com
bitc-international.com
boursebitcoin.com
ccg-investment.com
crownmanagers.com
crypto.bnd-group.com
crypto-access.com
cryptofrancecapital.com
cryptorama-bank.com
cryptos-marketplace.com
cryptowallet24.com
e-cryptoney.com
ecrypto-international.com
emarketstrade.com
executivecrypto.com
fair-oakscrypto.com
fast-coin.eu
globalmarkets-group.com
ldc-crypto-com
lgsinvestpartners.com
london-exchange.com
minedecrypto.com
mondial-investissement.com
placementcrypto.com
primecryptobank.com
truetrade-capital.com
vechain-wallet.com
wallet-coins.com
金融監督当局は次のように強調している。
この仮想通貨取引プラットフォームのリストは、特に消費者の報告の結果として、FSMAの知見に基づいている。したがって、ベルギーで違法に事業を行っている可能性のあるすべての企業を含むわけではない。
多くの詐欺的プラットフォームは、「仮想通貨取引において活発であると主張している」と同庁は指摘した。
しかしながら、これらのプラットフォームを通じて仮想通貨に投資した後、消費者は「投資した資金を回収できない」または「投資後、会社から全く連絡がない」
さらにFSMAは、「これらのプラットフォームの中には、返済保証のある預金口座、サービス権、CFDのようなデリバティブ商品といった、仮想通貨を基にした他の金融商品も提供している。
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画像提供:(pixabay,FSMA)