Bakkt 12月からビットコイン先物取引を開始

Bakkt 12月からビットコイン先物取引を開始

インターコンチネンタル取引所は、12月12日にBakkt Bitcoin Daily 先物取引を開始すると発表した。各取引は「物理的に受け渡しされたビットコイン」となり、ドル建てで取引されると同社は説明し、各取引所営業日のために1つの契約がリストされると付け加えた。

 

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Bakkt ビットコイン(Bitcoin)先物の日付設定

 

インターコンチネンタルエクスチェンジ(ICE)社は20日、アメリカの先物取引所であるICE Futures U.S. Incが、2018年12月12日水曜日、取引のための新しいBakkt ビットコイン(USD)デイリー先物契約をリストアップすると発表した。

 

「Bakkt ビットコイン(USD)デイリー先物契約は、Bakkt LLCで行われるビットコインの物理的に決済された日々の先物契約で、ICEのデジタル資産倉庫に保管されICE Clear US Inc.によって許可される」

 

同社は続けて、「各先物契約は、Bakktデジタル資産倉庫で保持されている1つのビットコインの受け渡しを要求し、米ドルで取引される。各取引所の営業日には、1日1件の契約が掲載される」と述べた。ICE Futures U.Sは、商品先物取引委員会(CFTC)によって規制されている。

ICEは先物取引所、OTC市場サービス、セントラルクリアリングハウス、NYSEグループを運営している。同社のセントラルクリアリングサービスは、毎日620万件を超える先物取引および店頭契約を成立すると同社は主張している。

 

Bakktのオリジナル計画

 

ICEは8月3日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した8-K申告書に基づき、デジタル資産のグローバルプラットフォームを確立するという目標を掲げ、新しい企業として「Bakktを形成する計画」を発表した。

 

「Bakktは、消費者や金融機関がシームレスなグローバルネットワーク上でデジタルアセットを購入、販売、保管、および使用できるように設計された統合プラットフォームを作成するために、BCG、Microsoft、およびスターバックスと協力する予定だ」

 

提出書類にはさらに、”Bakkt製品の最初のコンポーネント”としてICEは、「CFTCの審査と承認を条件に、2018年11月に物理的倉庫保管に加えて物理的に受け渡しされるビットコイン契約を開始する予定であると述べた。立ち上げ準備のために同社は「規制当局との議論や、一部のパートナーとの最終合意を確定する過程にある」と強調した。

Bakkt CEOのKelly Loeffler氏は次のようにコメントした。

 

「Bakktは、デジタル通貨市場向けに、最初に規制された現物引き渡し価格を提供する予定である」

 

CFTCは、シカゴ・ボードオプション取引所(CBOE)とシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の2つの主要なデリバティブ取引を現金決済取引のために既に承認している。前者は昨年12月10日にビットコイン先物商品を、後者は12月17日に開始した。

 

 

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:(pixabay)

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