仮想通貨ユーザー対象「仮想通貨資産管理サービス」提供のために企業提携

仮想通貨ユーザー対象「仮想通貨資産管理サービス」提供のために企業提携

オーストラリアの投資顧問会社であるDecentralised Capital社は「ブロックチェーン関連資産」や「資産管理サービス」に特化した企業であるが、今回オーストラリア国内で仮想通貨資産管理サービスを開始するためにCustodian Vaults社と提携することを発表した。

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仮想通貨資産管理サービス提供のために、Decentralised Capital社とCustodian Vaults社が提携

Decentralised Capital社とCustodian Vaults社が「オーストラリア初の仮想通貨資産管理サービス」を提供するために提携するということが発表された。

Australian Financial Reviewの報道によると、Decentralised Capital社の設立者Stephen Moss氏とMacquarie Bank社の元財務責任者のBill Moss氏は、今回の事業について「産業が次の成長段階を迎えるにあたってのソリューションを提供」し、「安全な安全な資産管理サービス」を利用可能にすることが目標であると説明している。

Stephen Moss氏によるとDecentralised Capital社は仮想通貨をブームとして終わらせるのではなく、長期的に利用して行きたいと考えているそうで、「個人的には、ビットコイン(Bitcoin/BTC)は将来的にバブルではなく技術革新として人々の記憶に残るようになるだろう。ビットコイン(Bitcoin/BTC)の寿命が短いかもしれないということに関しては議論の余地があるが、ブロックチェーンは間違いなくこれからも利用され続けるはずだ。」と述べた。

「新資産管理サービスでは、ユーザーは資産の監視、生体認証、ピンコード、CCTV監視、警報と防火システムにより資産を直接的に管理できる。」ということである。さらには「資産管理サービス」では、「個人用Wi-Fiが利用可能な部屋」を提供するそうで、これにより「仮想通貨の送受信ができる」そうだ。

仮想通貨ユーザーを対象とした資産管理サービス

今回リリースされる資産管理サービスは事業開始当初は、仮想通貨ユーザーやICO発行者などに加えて機関投資家や莫大な資産を抱えている投資家を対象とするそうだ。Moss氏はDecentralised Capital社が預かる顧客の資産は保険会社からの保護を受けていると話したが、その保険会社の名前は明かさなかった。

Custodian Vaults社の親会社である貴金属会社Pallion社の取締役Janie Simpson氏の説明によると今回の事業は顧客の高まるニーズに応じようとする中で始まったそうだ。「資産管理サービスは今まで、貴金属などの資産に関するものにニーズがあったが、最近では仮想通貨関連の資産管理に対するニーズが出てくるようになった」とSimpson氏は述べている。

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:pixabay

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