アップル社の共同設立者は「仮想通貨領域は黎明期のインターネットと似ている」と発言

アップル社の共同設立者は「仮想通貨領域は黎明期のインターネットと似ている」と発言

Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)氏が設立したアップル社の共同設立者Steve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏は「仮想通貨領域は黎明期のインターネットと似ている」と最近開催された仮想通貨イベントのインタビューで発言した。同氏は仮想通貨にの将来になぜ期待しているのか、語ったそうだ。

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アップル社の共同設立者ウォズニアック氏は仮想通貨の将来に期待

アップル社のコンピュータエンジニア兼共同設立者として有名なスティーブ・ウォズニアック氏(68歳)は、Chainxchange blockchain conventionというイベントでのインタビューで「最近のことについて知るのが好きだ。特にビットコイン(Bitcoin/BTC)に注目していた。今まで私が聞いたことのある技術の中で、非常に珍しい特徴を持っていたからだ。誰がこの技術の構想を発表したのかさえ知られていない。またシステムの中央となる部分が存在しないという特徴をもつ。またビットコイン(Bitcoin/BTC)には発行上限がある。」と述べたそうだ。

スティーブ・ウォズニアック氏は、コンピュータについての知識が豊富で、スティーブ・ジョブズ氏の右腕として重宝されていたことで有名だ。この2人によって1976年、人類史上もっとも価値が高いとも言われるアップル社が設立された。ジョブズ氏は資金調達などの起業家的側面を扱い、ウォズニアック氏はパーソナルコンピュータの技術的側面を担当した。結果的に彼らは文字通り世の中の全てを変えてしまうような業界を作り出した。

「数学は私にとって自然のようなものだ。人間よりもはるかに優れている。私は人が創り出すものより、自然が創り出すものを信じている。人は通過を創り、その価格を操作し、毎年米ドルを新たに発行するという結末が待っている。しかしビットコイン(Bitcoin/BTC)はそれを未然に防いだ。」とウォズニアック氏は続けた。

インターネット黎明期のコンピュータ業界と仮想通貨領域の類似性

ウォズニアック氏は、アップル社を築き上げられた1981年までの重要な期間にジョブズ氏を支えた。そして1985年、アップル社を去ることになった。それ以来、同氏は多くの慈善事業を行い、Universal Remoteを発明し、ポップミュージックショーを開催することもある。最近では、コンピュータ黎明期の語り手として注目されていることが多いようだ。

仮想通貨領域の開発者、投資家、マーケターたちがウォズニアック氏の考えを知るのは興味深いことであろう。同氏が仮想通貨領域の将来に期待していなければ、それは奇妙とでも言えることであるし、実際同氏の発言はイベント会場の仮想通貨ファンを落胆させるものではなかった。

「仮想通貨システムは独立して成り立っているのだ! 今の仮想通貨は黎明期のインターネットのようなものだ。私は仮想通貨を支えているシステムを知って感動した。不動産屋、Uberなどのシステム、トランザクションの過程を含む日常生活の作業など様々なものにビットコイン(Bitcoin/BTC)アプリケーションを適用しようとしている人々がいることを知った。そしてそれらは全て価値のあることだった。一部の人々だけがその価値に気付くことができる、というのはまさにインターネット黎明期との共通点である。」ウォズニアック氏は興奮気味に語った。また彼は仮想通貨投資グループであるEqui Capitalへの関与について初めて述べたそうだ。

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:pixabay

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