仮想通貨ウォレット&交換アプリを運営するAbraは、シングル・ユーロ・ペイメント・エリア(SEPA)の銀行口座を持つ顧客のサポートを開始すると発表した。
この動きは、欧州連合(EU)加盟国28カ国、欧州自由貿易協会(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)4カ国、およびアンドラ、モナコ、サンマリノの市民は、直接銀行振り込みにより仮想通貨の購入が可能になる。
SEPAの銀行口座保有者は、Abraを通じて仮想通貨の購入可能に
AbraはSEPAの銀行口座保有者の支援を発表し、同社がサービスを提供する国の数を35増やした。
Abraの創設者兼最高経営責任者Bill Barhydt氏は次のように述べている。
「グローバル70カ国以上のユーザーと、あらゆる銀行口座からの仮想通貨への投資能力の需要が高いことから、どの銀行口座からでもAbraウォレットに直接資金を入れられる機会を投資家に提供することは非常に重要である。この新機能は人々の投資方法の変更を支援し、世界中の仮想通貨市場の明るい未来に繋がっている」
「我々は引き続き機能を拡張しており、ユーザーが簡単に仮想通貨に投資できるような効率的で安全な入口を常に探している。顧客の投資を支援する上で、使いやすさ、効率性、有効性が最も重要である」
Abraの顧客はBCHを使用して口座にすぐに入金が可能
Abraの顧客はBitcoin Cash(BCH)を使ってAbraウォレットに資金を入れることができるようになる。プレスリリースでは、「今後数日間でユーザーは、Bitcoin Cash(BCH)を使用してAbraウォレットに資金を入れることもできる。これは、新しく始まったSEPA銀行振込と仮想通貨預金オプションに加えて、アプリですでに利用可能になっている」
SEPAゾーンへの進出と並んでAbraは、Cardano(カルダノ/ADA)、Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン/BAT)、Tron(トロン/TRX)のサポートを開始した。Abraは現在、50の法定通貨と28の仮想通貨をサポートしている。
7月にAbraはVisaとMastercardでの購入をサポートすると発表しており、顧客は一度に50ドルから20,000ドル相当のBTCを購入することができる。
[Bitcoin.com からの翻訳]
画像提供:(Abra)