世界最大級のBitcoin ATMメーカーGeneral Bytes(ジェネラル・バイツ)は、最近チェコ共和国のプラハ地下鉄に10台の仮想通貨ATMを導入した。世界で5番目に混み合っている地下鉄であるプラハ地下鉄で通勤している人が、仮想通貨を購入できるようになったのだ。
General Bytes(ジェネラル・バイツ)はプラハ地下鉄で10台のBitcoin ATMを導入
チェコ共和国に本拠をGeneral Bytes(ジェネラル・バイツ)は、プラハ地下鉄に10台のBitcoin ATMを導入した。
プラハ地下鉄は1日あたり160万人を超える利用者がいて、ヨーロッパでも利用者が多い方である。Bitcoin ATMはムーステク駅、ナードラジー・ヴェレスラヴィーン駅、デイヴィツカー駅、フロレンス駅、チェルニー・モスト駅、ズリチーン駅、パンクラーツ駅、フローラ駅、スカルか駅、プラハ本駅に設置された。General Bytes(ジェネラル・バイツ)は詳細な地図と各場所の説明をウェブサイトで公開している。
プラハには仮想通貨に前向きな考えを持っている人が多いため、仮想通貨ブームの本拠地だと考えられており、このBitcoin ATMは利用されるだろうと考えられている。たとえば、Crypto Anarchy Institute(クリプト・アナルキー)、ParalelníPolis(パラレインポリス)、仮想通貨ATMメーカーGeneral Bytes(ジェネラル・バイツ)などの仮想通貨企業がある。
General Bytes(ジェネラル・バイツ)はBitcoin ATMの27%を生産
チェコ政府は他の国に比べて仮想通貨に対して前向きな姿勢を示しており、仮想通貨に関する規制を行ったり仮想通貨を通貨や商品として定義しようとする政治家はまだいない。しかし、仮想通貨に関する問題は税務当局間で議論されており、チェコ国立銀行は2017年、「ビットコイン(Bitcoin/BTC)を恐れるな」という論文を発表した。また、2017年有名オンライン小売企業のAlza(アルザ)は、仮想通貨支払いを導入し、Bitcoin ATM2台を同社のショールームに設置した。さらに、ちょうど3日前チェコ共和国で最大規模のエネルギー供給業者PražskáPlynárenská(プラハ・ピナレンスカ)は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)決済を開始すると発表した。
今回Bitcoin ATMが10台設置されたことで、チェコ国内のBitcoin ATM総数は46台となった。このうち27台はプラハ市内にあり、ほとんどはGeneral Bytes(ジェネラル・バイツ)製のBitcoin ATMだ。General Bytes(ジェネラル・バイツ)のホームページでは新たに導入されたBitcoin ATMの場所を示す地図が公開されており、BATM2というBitcoin ATMの使用方法をビデオ付きで解説している。Coinatmradar(コインATMレーダー)によると仮想通貨ATMは全世界で3,122台あり、そのうちGeneral Bytes(ジェネラル・バイツ)製のものは今や858台にものぼるようだ。
[Bitcoin.com からの翻訳]
画像提供:(pixabay)