ビットコイン(Bitcoin/BTC)事情について:ニューヨークからイスタンブールまで

ビットコイン(Bitcoin/BTC)事情について:ニューヨークからイスタンブールまで

本記事ではビットコイン(Bitcoin/BTC)事情について世界中様々な地域に関することを連載している。ニューヨークでは仮想通貨関連サービスを提供している企業が仮想通貨ライセンスを付与され、中国では仮想通貨オタクが増えている兆候が見られた。また、トルコではビットコイン(Bitcoin/BTC)が歴史的都市であるイスタンブールでも取引可能になったのである。

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XAPOが仮想通貨ライセンスを取得

ニューヨーク州金融局(DFS)は、100億ドル相当のBTCを保有すると推定されるウォレット、コールド・ストレージ、ビットコイン(Bitcoin/BTC)に基づくデビットカードなどのサービスを提供するXapoに仮想通貨ライセンスを付与したと発表した。Xapoを含めて、仮想通貨ライセンスなど仮想通貨関連の事業を許可された企業はニューヨーク州内で8つになった。

規制当局によると、Xapoは包括的監査を受けたようで、マネー・ロンダリングなどの不正防止、キャピタル化、消費者保護、サイバーセキュリティのポリシーなどについてXapoのアプリケーションが要件を満たしているのか確かめたようだ。

今回付与されたライセンスの規定によると、Xapoはデジタル・ウォレットと仮想通貨預金サービスを公式に提供できるようだが、DFSの監視の対象となるようだ。Xapoの代表、Ted Rogers(テッド・ロジャー)氏は「今回仮想通貨ライセンスを取得できたことは非常に喜ばしいことだ。このような結果に繋げることができたのは、Xapoのスタッフだけでなく、規制当局の協力を得ることができたからだ。」

中国には仮想通貨団体がすでに2000以上存在

中国政府は仮想通貨に興味を示す中国市民を制御し、管理していると考えている人もいるようだが、現実は全く違う。Asian Economy(アジアン・エコノミー)誌によると、中国人により最低でも2000以上の仮想通貨団体がすでにオフショアで設立されているようで、これらのほとんどはICOを促進するために立ち上げられたようだ。これらの活動の中心として使われている場所は、主にシンガポール、ケイマン諸島、マルタなど法的手続きが簡単かつ迅速に行える行政区域のようである。中国人により設立されている財団のそれぞれの規模は、数千万から数十億人民元であると推定されている。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)窃盗未遂犯の告発

ジョージア州地元メディア報道の報道によると、以前news.Bitcoin.comで報道されたビットコイン(Bitcoin/BTC)窃盗の計画をしていたグループが、フォーサイス郡上級裁判所により計画性のある強盗などの罪で起訴されているようだ。ジャスティン・エリソン、トライベット・アダムス、マシュー・シュワルツ、ジェイコブ・サウス、マイケル・マクダーモントの5人の若者が、ジョージア州のある家屋に侵入し、約100万ドル相当のビットコイン(Bitcoin/BTC)を盗む計画としていたようだ。彼らは、611日月曜日、計画性のある窃盗と強盗の疑いで正式に起訴された。

歴史的都市イスタンブールでもビットコイン(Bitcoin/BTC)利用可能に

数日前にReddit(レディット)に投稿された写真によると、歴史的都市であるイスタンブールでも仮想通貨が利用可能になったようだ。小売り外貨両替店では、毎日イスタンブールを訪れる多くの買い物客や観光客の目を引くために、ビットコイン(Bitcoin/BTC)のサインを掲げている。トルコでは、Turkish Iiraという法定通貨が暴落している一方、国際的な商業の中心都市が存在するなど特別な条件が揃っており、ビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨を日常的に利用するには最適の場所である。

[Bitcoin.com からの翻訳]

画像提供:pixabay

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