Bytom(バイトム)は、2017年中国発のプロジェクトで、「デジタル資産と原資産を結びつけ、複数資産を相互運用管理」プラットフォームの構築を目的としています。
Ethereum(イーサリアム)で発行されるERC20規格のトークンとなっています。
通貨単位は「BTM」で表記されます。
Bytom(バイトム)の特徴
UTXOモデルとの互換性
Bitcoin(ビットコイン)で利用されているUTXOとの互換性が高く、ハイスピードでの資産取引を可能にします。さらにBytom(バイトム)は、データの取引記録と3つの層によって構成され、高い匿名性も持ちます。
UTXO
取引データのみから口座残高を求めるコイン管理の仕組みのことです。主にBitcoinで使われています。
1つの秘密鍵で管理が可能
Bytom(バイトム)のユーザーは、マスターキーを持つだけでウォレットを管理することができます。
Bytom(バイトム)のウォレットシステムでは、ユーザーが一つのマスターキーを入力するだけで、複数のアドレスにそれぞれ対応した秘密鍵が自動で生成されます。秘密鍵を一つにすることによって紛失の恐れがなくなり、口座や取引に関する情報などにこれまでよりも簡単にアクセスが可能です。
サイドチェーンを活用したクロスチェーンの資産配当
開発者は、Bytomのプラットフォーム上で、他のブロックチェーンの縮小版をサイドチェーンとして作ることが可能です。
この時の異なるプラットフォームからの互換作業にはスマートコントラクトを活用し、クロスチェーンでのコミュニケーションや資産の転送、配当の分配を行うことができます。
トレードの柔軟性強化
Bytomの管理方法であるBUTXOではトランザクションの処理を並行的に検証することができます。この処理はイーサリアムよりも軽く、トレード自身に必要情報(アセットIDや単位など)が記録されるので、ユーザーは未決定の結果だけを記録することが可能です。
Bytom(バイトム)についてサクッと知りたい方は、こちらの動画をどうぞ。