アジア経済テレビ(Asia Economy TV)は、10月19日に「Blockbattle — Who’s the Next Satoshi」というブロックチェーン開発グループのコンテストについてのコンテンツを配信する予定のようだ。世界中の仮想通貨開発チームが参加する予定だという。同番組は、全5回のシリーズものでBlockbattleが行われている間、視聴者はリアルタイムでどのブロックチェーンが優れていると思うか、投票できるそうだ。
アジア経済テレビ、ブロックチェーンコンペBlockbattleをプレミア放送予定
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の開発以来、革命的な仮想通貨が開発され、ブロックチェーン事業が世界中で展開されてきた。第三者の仲介が不要な仮想通貨のP2Pのトランザクションシステムを利用する人々が増え、スマートコントラクトが普及し、トークンの発行を行うブロックチェーン事業も遂行されてきた。アジア経済テレビ(Asia Economy TV)のCEO、Hyun-Woo Kim氏は10月19日にブロックチェーンコンテストBlockbattleをリアルタイムで放送する予定だと発表した。タイトルは「Blockbattle — Who’s the Next Satoshi 」で、世界中のブロックチェーン開発グループを招いて、ジャッジと視聴者がビットコイン(Bitcoin/BTC)に匹敵するようなプロジェクトがあるのかどうか、判定するという企画だ。このコンテストに参加を希望する開発者は、9月5日までに公式サイトnextsatoshi.comに申請する必要がある。
コンテストのジャッジの候補としては、高麗大学、東国大学、韓国ブロックチェーン産業協会、オープンブロックチェーン協会、韓国ブロックチェーン協会などの専門家が挙がっている。また、Alchemist Ventures社のDamian Williams氏、Hillstone PartnersのRayol Hwang氏、Bitcoin.comのRoger Ver氏、GBIC社のLee Shin-Hye氏なども加わる予定だ。「予選を通過した10のグループが決戦に進むことができる。決戦では、プレゼンテーションを行って他のグループと評価を競う。」と説明されている。決戦に進むチームは、テクノロジー、ビジネス、法律、マーケティング、ファイナンスの国内外の専門家などのメンターをつけることができる。
仮想通貨やブロックチェーンを取り上げた番組が流行
ここ2年間で仮想通貨やブロックチェーンを取り上げた番組は急増し、最近ではCNBC放送で「Bitcoin: Boom or Bust」という番組が配信された。日本では仮想通貨を投票に利用する「Bitgirls」という番組がTokyo MXテレビで放送された。Sony Pictures Television社による「Startup」という番組はシリーズ3も続くことが決定し、仮想通貨Youtuberには今年5月、Roku、CW、CBSなどの放送局で独自の番組をスタートさせた人もいた。
Blockbattleの初回放送は、韓国、中国、オーストラリア、タイ、マレーシア、台湾、シンガポール、ベトナム、香港のアジア経済テレビで放送される。さらに、コンテストの様子はYoutubeの「Coincast」というチャンネルでも生中継されるようだ。Blockbattleのプロデューサーによると視聴者は「リアルタイムで評価したいプロジェクトに投票できる」ようになっているそうだ。さらに、参加した開発チームはメンターからの指導など様々な利益を得ることができるそうだ。「投票結果は11月19日に放送予定の最終回で発表される。最終回は生中継で、優勝者は視聴者などからの投票結果に基づいて判定される。」
[Bitcoin.com からの翻訳]
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