ETFのリリースを待つ必要はもうないようだ。Bitwise Asset Managementの子会社Bitwise Index Servicesは、HOLD 10 Indexという仮想通貨インデックスの名称を10 Large Cap Crypto Indexに変更することと共に、仮想通貨市場の中規模領域、小規模領域、および全市場をカバーする3つの新インデックスのリリースを発表した。
3つの新仮想通貨市場インデックスファンド
仮想通貨インデックスHOLD 10のリリースと再ブランド化に際して、同インデックスでは投資家には選択肢が4つ提供されたことになる。10 Large Cap Crypto Index (ティッカー:BITX)、20 Mid Cap Crypto Index (ティッカー: BITW20)、70 Small Cap Crypto Index (ティッカー: BITW70)、100 Total Market Crypto Index (ティッカー: BITW100)の4つである。Bitwise Crypto Indexでは、Bloomberg,(ブルームバーグ)、Reuters(ロイター)、Factset(ファクトセット)などの金融取引プラットフォームで利用可能だ。さらに、同社はAPIアクセスの確率とヘッジファンド向けの無料のベンチマークを発表した。
「我々が開発したインデックスは仮想通貨市場に対応させるために、基礎から構築されたものだ。」と研究部門長のMatt Hougan氏は述べている。「株式、債券、コモディティ、および法定通貨などの運営から得られたノウハウを、仮想通貨の特徴に適応させ、安全かつ再現可能なインデックスを開発することができた。我々は、今回リリースするインデックスが投資可能な仮想通貨市場で代表的存在になると確信している。」
インデックス諮問委員会(Bitwise Crypto Index Advisory Board)
また、Bitwise(ビットワイズ)はインデックス諮問委員会(Bitwise Crypto Index Advisory Board)の立ち上げを発表した。ブルームバーグ・インデックスの元世界総責任者でありStandard & Poor’s Indicesでの経営責任者および世界研究責任者を務めるSrikant Dash氏、Blockchain Capitalのパートナーと研究責任者であるSpencer Bogart氏、ETF.comとInside ETFの元CEOでありBitwiseの世界研究責任者であるMatt Hougan氏である。
Spencer Bogart氏は「Bitwise(ビットワイズ)について特筆すべきなのは、仮想通貨についての専門的知識と、資産管理制度とインデックス作成のノウハウを融合できる能力だ。」と語った。「Bitwise(ビットワイズ)のインデックス諮問委員会(Bitwise Crypto Index Advisory Board)はこれを証明し、一連のBitwiseインデックスをリリースすることでこの事実は明示されるだろう。」
「適切に構築されたインデックスとそのようなインデックスと連携した製品は、新たな資産クラスでいかに効率的な投資とリスク管理をできるかどうかの鍵となる。我々は、Bitwise(ビットワイズ)がこのようなツールを急速に成長しつつある仮想通貨市場に導入する際に、手助けができることを嬉しく思っている。」とSrikant Dash氏は付け加えた。
[Bitcoin.com からの翻訳]
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